第16回 餅つきと小豆収穫
11月にしては暖かくなったこの日、小豆の収穫や畑の片づけを午前中にちょっとして、お昼にお餅をついていただきました。
小豆は以前に抜いて”はさ掛け”していただいてたものです。そこまでされているのでやることといえば手で鞘をちぎるという、なんとも簡単な作業なのですが、慣れていないせいかかなり時間がかかりました。はさ掛けのほんの一部を収穫して、お昼に突入。餅つきです。まず餅米をドラム缶のかまどで蒸しました(写真左下)。まだススキが生えているので風流な感じです。かまどで餅米を蒸す時には、火力が強く保てる竹がいいそうです。反対に柿の木は向いていないそう。木で火を燃やすのにも色々あるんですね。 蒸し上がった餅米はツヤツヤ~ 立派な木の臼と杵で餅つきです。
私は手での本格的な餅つきが初体験でして、一番初めは杵でねじるようお米をつぶすということも知りませんでした(そうしないと米粒が飛び散る)。機械に頼り切った生活を送っているのだなぁとつくづく実感。餅つきも、私のような不慣れな人間がすると、杵がフラフラして決まった場所をつけないし、合いの手をいれようにも餅が熱くてつかめない!塾長はじめ他の方々に餅つきはお願いして、食べる係になったのでした (-人-)ありがとうございます。
つきたては格別!な お餅は畑で取れたばかりの大根で作ったおろしと、塾長からいただいた、きなこで美味しくいただきました♪
お餅でおなかがふくれた後は、小豆の収穫続編です。午後は千歯こきで作業。手作業に比べるとすごく早いです。足でペダルを踏み続ける必要はあり、それはそれで大変ですが、千歯こきにかけると乾燥している豆は鞘から出てくるので、手で鞘をとって鞘をむいて(今回私たちはあまりしていませんが)・・・を考えると格段に効率的です。
最後は千歯こきで鞘からでてきた豆状の小豆もあれば、鞘のままで残った小豆もあるので、ここから手で千歯こきの成果物(?)の選別です。鞘と豆を分けて、殻の鞘をとって、ゴミをとばして。。こういった作業をして実感するのは、日頃何気なく食べている農作物のありがたさです。小豆に限らずですが、大切に食べようと改めて思いました。
ちなみにこの小豆は●●●(なんて贅沢!!)になる予定です。 M.F
2011年11月11日
Posted in: 12期活動レポート
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