徒然に
本日からいよいよ独自のウネ(幅1.2M、長さ15M弱)を持って作付けの開始である。
先週の時にもそう知らされていたにもかかわらず、土の酸度のこととか、何をどのように始めるか思案を重ねていたものの、なかなかまとまらないまま作業にかかる。
私自身は昨日買い求めていた「じゃがいも」用の土を作る(消石灰は5日前に施してあった)化成肥料をまぜる書籍からの方法を取り入れてやってみた。
あと、ねぎ苗(六人部の無人売り場のもの)と、たまたまホームセンターにあった「キャベサイ」というもの2株を5日前の23日に植えておいた。5日間でどのようになっているか、このところの猛暑続きで心配だったがなんとか健在のようだった。
種として「人参」、「カブ」、「なばな」、「白菜」などを播いた。次回までには水をやりに通って様子をみよう。
自分のペースで自由にやれることは不安もあるが、私にとってはとても楽しめると思う。
ちょっと危険を伴う水くみ。
ぬけるような青空はうれしいが、すごい太陽が照りつける。日差しを遮ってくれるものは何もない広い畑だ。
つらいことかと思いきや、余裕を感じとっている自分に気付いている。なぜだろうかと思うが分かっている気もする。「習うより慣れろ」なのである。
4月から8月の終わりまで塾でやってきたことと見てきたもの。特に塾長の一言一句がとても意味深長で(概してこちらの期待には簡単には応じてもらえない)どういうことだろうと考えてきた。
さらにまた、大勢の仲間を常に意識しながら自分の言動を見極める。日常では使うことのない洞察力が養われるのかと思うが、とても得難い経験をしていたのだ。全てを肯定する豊かな気持ちにもなれる時がある。
あらゆることが輝いて感じられたりする。広い畑で土を相手に真剣に向き合えるチャンスがあったことに感謝したい気持ちになった。
塾生 Y.I
2010年9月9日 Posted in: 11期活動レポート
コメントフォーム