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【第11期 卒業】

2010/11/27(土)快晴           T_Miyata

道中、丹波路の山々もすっかり赤く色付き、秋の深さを感じさせます。
思えば桜の咲き始める頃から通い出し、季節の移ろいを眺めながら今はもう初冬。
あっという間の8ヶ月でした。
本日がついに最後の塾となりました。

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今日はこれまでの労を労い、夕方から盛大に宴が催されました。
皆さんそれぞれに、この期間に体験し感じたこと、これからの抱負、夢などを語りました。
年代や生活環境もバラバラなので思いは色々でしたが、共通していたのは、
この里山へ来て自然に触れ、作物を育てることが、たまらなく楽しかったということです。
片道1時間半の道のりも全然苦にならず、
むしろ平日1週間の仕事のストレスが解消されていたぐらいです。
きっと私の脳ではα波が出まくっていたのでしょう。

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【ブリ捌き中】               【塾長へ感謝の記念品贈呈】

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【ガツガツ中】                【語らい中】

今年は記録尽くめの異常気象で、農作物の出来、収穫は思うようにはいかなかったのですが、
それはそれで良い経験になったと思います。
他にもこの8ヶ月を振り返って、得た事、感じた事、沢山あります。
・生産することの難しさ、労力、また多くの知識、経験を要するということ。
・自然を知り、上手く付き合い共存すること。
・その脅威への備え、対策。
・農業、農村、日本の現実

等々、枚挙に遑が無いです。
取分け、農業の今とこれからについて、色々と自分なりに思うことがある。

ご存知のとおり、高齢化と過疎化の勢いは喫緊の課題です。
これら第一次産業従事者の世代交代は、近い将来確実にやって来る。
今のような逆ピラミッドの年代構成では、農業の衰退、食料自給率の低落は
考えただけでも恐ろしい。
やはり若者、中年(私も!!)層がスムーズに参入、移住できる政策が
必要ではないでしょうか。
特に社会経験のある人に関心を持ってもらえれば、農業に新しいアイディアや
ビジネスを展開できるはずです。
決して甘いものではないですが、若年層に”農業でおもしろいなっ”、
”意外と稼げるやん”ってなってくれば、自ずと人も増えてくるのではないだろうか。

当てにはならないが、行政には旧来の票集め(バラマキ)的な政策は
もう止めにしてもらって、中長期ヴィジョンで考えてもらいたい。
「具体的に何?」って言われると頭抱えるのですが、例えば、、、
・補助金も一部には結構ですが、新規参入者や新しい取組み、開発などに対する支援金。
・法律(農地法)の改正。
・国産のブランド化と輸出支援
など、どうでしょう。

特にブランド化と輸出は、今後のTPP参加を含めて、自由化は避けて通れないでしょうから、
国には是非とも力を入れてもらいたいと思う。
日本の消費者への啓蒙活動も。地産地消。日本産が素晴らしいということ。
”BUY JAPAN”を推進してほしい。
電化製品、車の”MADE IN JAPAN”は世界に名立たる高級ブランドです。
農産物もそうなれると確信しています。

長々とボヤキのようなことを書いてしまって、申し訳ないです。
まだまだ言いたいことはあるのですが、キリがないので。
「農業従事したこともない奴が生意気言うな」と怒る方もいるかと思いますが、
お許しください。
また、異論、反論、賛否、などなど[Comments]へお聞かせください。

最後に塾長はじめ、塾生の皆さん、いい出会い、経験が出来たことに感謝します。
ありがとうございました。
今後もこの繋がりを大切にお互いの夢を追っていきましょう。
また何かが生まれるかもしれません。

2010年12月3日   Posted in: 11期活動レポート  2 Comments