秋冬野菜の植付け
今回より塾生のレポートを記載いたします。
11回感想文 09年8月22日:H
さぁ、今日は百姓塾農園の秋冬野菜の栽培授業の実践です。
前回の授業で、塾長から「来年3月までに収穫できる野菜の植え付けの実践」と、あわせて、「塾生が育てた製品の外販スキルを取得すべく、六人部PAでの販売実習を11月上旬に実施する。」とのカリキュラム提示。と、追いかけて、「外販では、売上目標:15万円/dayを目標とする」との、塾長の思惑(塾生にはすごいプレッシャー)を与えられ、各自2週間の検討期間で、本日の植付けとなったものです。
さて、私の場合、野菜に関する知識習得は、「NHKの趣味の園芸」のテレビ放映とか、農山村村文化協会の「農業の基礎」等によるテキスト本によるものが多く、今回もそれらの助けを借りて計画しました。これらの助けでチョイス・植え付け実践計画し、「同一の秋冬野菜名で品種(品名?)の違うものを2種類以上は育てたい。」、そして、収穫できた野菜達で「美味しい鍋物野菜が食べたい。」そのように考え、冬の食卓に並べたい食材として、①「ダイコン」②「ハクサイ」③脇役としての「ワケギとハウス玉ねぎ」を選び、①と②については、各々2種類の種を選び、③は球根を購入し、本日の本番に向け準備しました。
今回行った植付け計画において、テキストでは「株間○○cm、列間△△cm」と言ったものが記述されており、それに従った作付計画を立てていましたが、ところが、どっこい、「実践的な農業では、模範的なテキストはあくまで参考であり、聞くべきは同志の声・・・しかし、今は、塾長の声!に耳を傾けること。」と思った次第です。そして、私にとっての貴重なアドバイスは、「土壌や野菜達(今回は種)の育成原理に基づいた、堆肥・肥料の散布と効率的な畝作り。」や「高温期における種植付けの籾殻散布と籾殻散布場所だけへの散水による保水助長と、雑草の助長防止への寄与。」等は、テキストだけでは思い至らず、本日の実践体験で理解することができました。
さぁ初冬の収穫に向け、どうなることやら・・・・ものすごく、「楽しみ」です。
本日の収穫と同じ楽しみが味わえますようにっ!
2009年8月8日 Posted in: 10期活動レポート