農林水産省からの視察
11月4日に農林水産省から2名の視察、聞取り調査がありました。塾の経過や現在の状況、今後の展望や要望などで対談しました。 率直に感じたことは霞が関は地方の現状を理解しているのか? これは視察に来た人だけに言えることではありません。国、地方の公務員は現状を理解し真剣に対策を考えているのだろうか? 過疎化、後継者不足それに伴う遊休荒廃農地の増加が問題になり何年にもなり有効な対策が無いまま今に到っています。 現在、荒廃農地のままにしておくと罰金を科せられるようになっています。 高齢化で思うように手足が動かないから、やむを得ず田んぼの管理ができないのに責任は農業者にあるがごとくの仕打ち。 私はこのような農政を推進してきた行政、政治の責任を追及したい。 「美しい田園風景の故郷を次の世代に受け継ぎたい」 農業者は誰でも願っております。 しかし愚痴や文句ばかり言っても解決しません。そこで今回、当塾と集落の農業者で新しいシステムで田畑を守る事業をスタートさせます。 地元の農業委員会等からは百姓塾設立時のように(http://hyakusyojuku.net/?page_id=259)「農地法違反だ条例違反だ」と言われると思いますが農地を守る代案を示されないかぎり実行するつもりです。 内容は次回にしますが、何かご意見感想があればコメントをお願いします。
2009年11月11日 Posted in: 百姓塾・近況あれこれ
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