農業人フェアーに出展してきました
10月31日に大阪で「農業人フェアー」が開催されました。北海道から沖縄まで農業関係の行政、農業法人、NPOなど多くの団体が参加されていました。どの団体も趣向を凝らしポスターやパンフが立派でした。(特に行政関係) 当塾はお金が無いので手作りの資料です。少し引け目を感じます。が内容でカバーです。 開場すると多くの方で混雑します。「これだけ農業に関心があるのか」と思いますが、実は仕事探しが大半です。前回2月の農業人フェアーから来場者の質が変わり、リクルート スーツの人や仕事探しの人が目立ちます。 中には小さな子供をダッコして夫婦 で来られ「リストラされ今月で寮を出なければならない」など身につまされる 思いをします。 反面「農業を教えてくれるんやろ。食べさせてくれるんやろ。 給料はもらえるんやろ」こんな人もおられます。この人、何考えてるの。人任せの自己中心的です。腹が立ちます。都市部の人は農業が簡単に出来ると思っておられるみたいです。雑誌やその他メディアで美しい田舎風景や収穫などが紹介されるのも一因でしょう。農業の知識があっても体力と知恵が問題です。当塾のブースにも「テレビを見ました」「HPを見ました」と農業を真剣に考えている方が多数来られました。その人達の将来のためにもスタッフは厳しい質問もしました。灯台の明かりの様に・・・・ 農業人フェアー は4時までで片付けが始まってもお客さんが帰らず当塾はいつも5時前になり主 催者に迷惑をかけてすみません。 行政関係にも首を傾げることがありますが、またの機会にいたします。
2009年11月11日 Posted in: 百姓塾・近況あれこれ
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