Archive for 7 月, 2010
出穂
久しぶりの投稿です。 5月5日の代かき、9日の田植えの田んぼの稲から穂が出始めました。例年だと8月5日から10日ごろですが連日の猛暑の影響でしょうか。 稲刈りは9月初めごろかな。
さて、OB5人の田植えから今までを振り返ると1人と除き、おおむね良く出来たとおもいます。 ただ雑草と、やっかいなヒエがどの田んぼにもあり特にヒエは稲より背が高くコンバインで刈り取ると米に混ざるので取り除かないと。 原因は除草剤を1回しか使用せず又、水管理の不徹底でしょう。都市住民が1週間か2週間に1回来て栽培管理するのですから、しょうがないでしょう。 これから収穫まで暑い中ですが田んぼに入りガンバッテ ヒエ取りに汗水を流してくれると思います。 苦しんだだけ自分の作った米は、美味しく感じるでしょう。
各それぞれの田んぼには立て札を立て、栽培方法などを開示しております |
ヒエです。 左の写真は稲より高くなっています 右の写真はヒエの一穂 |
稲の穂が出かかっている状態です。 今年はカメムシが非常に多いです。稲の穂の中身は最初は白い液体で固まって来るとお米になります。液体の状態でカメムシに食べられると汚い米になり収量も減少します。 消毒したいけれど残留農薬の心配がありやめておきます。さてさてどうなることやら |
2010年7月31日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments
炎天下の‘つらい‘草刈と‘笑顔‘の収穫
梅雨があけて抜けるような明るい夏空です。セミの声が響きわたります。さていざ収穫か!でも その前にーーー。
そう夏の畑の風物詩、草刈。午前中はブンブンと山の中にカラフルなマシーンの音が谷間に響きわたりました。極力雑草と地面の境を狙いますが、 石ころに歯が当たらぬかーー結構神経戦でそのほうが疲れました。
塾生は誰一人なまけず全員汗びっしょりで昼食時一息。木陰の涼は最高です!畑仕事は収穫もさることながら 肉体労働で健康を実感できる喜びもあるのでは、と。
収穫時の笑顔は最高です。普段都会ではなかなかでない素敵な笑顔があちこちで。2週間たっての収穫なので、きゅうりも巨大化しました。
おっ?!おじさんの笑顔もいいですね。トマトは夏野菜では一番人気ではないでしょうか。ちょっと摘むだけでこんなに!
収穫を待つまだ青いこんもり大玉トマトのすずなりです。あんな小さな苗からこんなものがーー植物はスゴイ!。たくましい!これを摘み取る塾生の笑顔もまた想像できますね。イノシシやカラスに狙われず熟しますように。
葉陰で発見。まだ小さいですが あの八百屋にあるように外見は立派にスイカです。適時に収穫し近くの小川で冷やし、塾生全員でがぶつきましょう。
収穫直後の野菜はきれいですね。太陽光のもとで鮮やかな原色です。思わず見とれてしまいます。きれいに写真に納まります。
収穫野菜の全員集合です。食べ分けてくれるならイノシシさんにもおすそ分けするのですがーー。塾生がすべて持ち帰りその日のうちに胃袋の中でしょう。ちなみに、当方お勧めのレシピはあっさりサラダ油で鉄板焼き。簡単。少し焦げのついた焼きあがりを塩をちょこんとつけて ハウハウいいながら食べるのが野菜のうまみが一番味わえます。それをギンギンに冷えたビールで一気に飲み干すと もう畑仕事はやめられまへん!!自然に、労働に、健康に、野菜に すべてに感謝です。
2010年7月30日 Posted in: 11期活動レポート One Comment
栗園の草刈りと野菜の収穫
7/24(土)晴れ 気温35℃?
早いもので、もう9回目の百姓塾です。
各地で大雨の被害をもたらした梅雨も明け、気持ちよく晴れたと思ったら連日の猛暑!今日も暑かった~
午前中は、秋に栗拾いをするため、栗園の草刈りです。
草が生えたままだと栗がどこに落ちているかわからないとのこと・・・
まず男性陣が、草刈り機で草を刈っていったところを他の人達で、熊手や手で集め、また栗園や竹林に
倒れている雑木や雑竹を拾い集めて燃やし、みんなで協力して、暑いな~暑いな~と言いながら
きれいにしていきましたが・・・
塾長が、こんな刈り方あかんでぇ~と叫んでおられました。
と、言うのも長い草の刈り残しや、草の凸凹があり、もっと丁寧に刈りなさいと、前にも確か聞いたような・・・
8月末にも栗園の草刈りがまたあるらしいので、ちゃんと学習しないと・・・
午後からは野菜の収穫ですが、猛暑の中、作業をしていて熱中症になっては大変!
「今日は収穫したら終わりましょう!」と塾長から言われ、農家の人は暑い昼間に作業はしないと聞きました。
でも田舎の木陰は、都会と違い、爽やかな風が吹きとても心地良かったです。
収穫は、なすび、いんげん、きゅうり、ミニトマト、とうもろこし、万願寺唐辛子など、収穫は本当に楽しいです。
でも、悲しいことが・・・ 秋に収穫するサツマイモが猪に掘り返され、ほとんど全滅らしく、とても残念です。 収穫を楽しみにしていたのに~
ほかの野菜は、大丈夫だったので、今日の収穫ができてよかったです。
それにしても憎きイノシシです。
これまでの経験で、農作物を栽培するということは、種を撒き、苗を植付けたらいいだけでなく、畑を耕すことから収穫まで、いろんな対策(鳥獣対策、環境対策など)をとりながら、被害を未然に防ぎ、育てていく難しさを知り、農業は大変だと感じました。
でも毎回、野菜の生育をみる喜びや、収穫する楽しさを知り、また田舎暮らしの知恵(どんなものも無駄にしない)などもいろいろ教わり、自分でもやってみたいという思いが強くなりました。
塾生:H.F
2010年7月28日 Posted in: 11期活動レポート No Comments
大変だー
雨がよく降りますね。九州や中国地方で大変な被害が出ていますが、皆さんは大丈夫ですか。こちらは雨の被害はありませんが、違う被害を受けました。 それはイノシシ。 昨夜(14日)雨の中、山から畑に出張し畑で大きな仕事をしてくれました。(腹が立つ)
2010年7月15日 Posted in: 11期活動レポート One Comment
流しそうめん、野菜収穫
今回で9回目(臨時1回含み)塾への道中、能勢の山、丹波の里、福知山は合歓の木の花盛りでした。通い慣れからか片道2時間が短く感じられます。
本日の作業は、椎茸ほだ木の積み直し、昼食は 流しそうめん、午後は野菜の収穫です。
1.椎茸ほだ木の積みなおし『本伏せ』 3月27日植菌した、ほだ木を栗の木の下、風通しの良い日陰に積み直しました。風通しの為、石を置き、細いほだ木から順に、井桁に積みなおします。菌糸が活着して、木口に白い「菌糸紋」が出現する頃に行うのだそうです。秋には植菌した辺りから、椎茸が生えてくるとのこと、楽しみです。
2.続いて、前回 雨で順延になった「流しそうめん」。
今回は天気に恵まれました。まず、大きな竹2本、中くらいを1本切り出して、5mを2本、半割にして計20m分
残りで、つゆ碗とお箸 18人分を作り、イザ 流しそうめん現場へ出発。
3.塾の奥(車で5分位)、川の水を汲み、湯を沸かして そうめんを次々湯掻く。
18人分ですから、大量です。
男性陣は竹を谷川にセッティングしました。
塾長が上からそうめんを流してくれます。水の流れは早くて、取り洩らした分は、ザルで受け、また上へ。そうめんを繰り返し流します。初めは塾生皆が、食べるのに夢中!
塾長:『誰か、代わりましょう・・と言う奴は居らんの・・・!?』(心の声?)
割り竹の終わりに、ザルで受けています。『ここで食べていると、ひもじい思いをしないですむね・・・ツルツル・・ズー、ツルル・ツルツル、うん旨い!!』
4.午後は野菜の収穫と手入れです。
野菜も草もたくましく育っていました。先回、雨の中草取りしてなかったら・・“草達の中”に“野菜達”が、遠慮がちに?なって逆転していたかも・・。
収穫、手入れ前
・ジャガイモの全収穫
品種 北あかり、メークイン、十勝こがね
・野菜類の収穫、手入れ
作物は、「とまと」「ズッキーニ」「メロン」「きゅうり」「茄子」「万願寺唐辛子」「さやいんげん」 「トウモロコシ」 今日は「漢字」と「ひらがな」は収穫できました。
トマトや茄子、きゅうり は、張り出した枝に小さい実が一杯付いています。実が大きくなって、地面で座らないように、また日光を一杯、浴びるように、枝を紐で吊り上げ、太った脇芽の切り落としなど手入れしました。・・のを聞きながら、見せて頂きました。* これ以降、カメラの電池切れです。
* どなたか、収穫他良い写真ありましたらコメントフォームで付けて下さい。
畑作りから、種まき、植え付け、防鳥ネットや支柱作り、草取りを経て曲がりなりにも収穫の経験まで出来ました。日常の計画的な手入れの中で、発芽の発見、花実の付き方等の驚きや感動、生育、実が成って収穫する喜び、自分でやれれば、常日頃の中で独り占め、満喫出来ますよねぇ。
次回は、取れたてトウモロコシの味が楽しみです。
第11回 百姓塾 塾生 H&C.H
2010年7月14日 Posted in: 11期活動レポート No Comments
打ち上げと瓜ものの追肥等
塾生の皆さんの関心度を考えるとこのタイトルの順番の方が正しい!?のでは・・(^^)。本日は実習後、打ち上げなんです。
それはさておいて、瓜ものの栽培はホント難しいと思います。小生も過去幾度が挑戦してみましたが、本塾カリキュラムの栽培方法は目からうろこばかり!! 広いフィールドに、厄介者のはずの雑草再利用、適量を守った追肥や完璧な程の野鳥対策、プロに及ぶはずもないと思いました。
11期生 H.N.
2010年7月10日 Posted in: 11期活動レポート No Comments
農業人フェアーに出席しました
7月3日に大阪梅田スカイビルで「農業人フェアー」が開催されました。当日は雨が朝から強く降り、最悪の空模様で参加者は少ないだろうと予想をしていましたが、なかなかどうして多くの来場者でビックリです。 最近、農業が注目されだし我々農業者としてはうれしいが、来場者はどんな思いで各ブースに訪れているのだろうか? 当ブースにも多くの方が訪問していただきました。 でも自分の夢や目標を話してくれる人は一人もなく残念です。農業をするということは、経営者になること。計画を立て種や苗を植え管理し収穫をし販売する。これらを一人でするのだから強い意志が必要です。誰も手伝ってはくれません。 他の仕事みたいに失敗したらリセットしやり直しは農業では出来ません。「石の上にも三年」強い意志を持ちガンバッテください。当塾の来年の入塾希望の人がおられましたが、11月に「農業人フェアー」が開催されます。その時に受付ますので、それまでに自分の将来像をしっかりと描いておいてください。 御苦労さまでした
2010年7月7日 Posted in: 百姓塾・近況あれこれ No Comments
雨の中で
6月26日 雨
今日は予定では竹細工や流しそうめんでしたが、
残念ながら雨のため予定を変更し、草取りに。
畝間には水がたまり、土もやわらかくどろどろでしたが、
その分草も簡単に抜け作業はスムーズにできたように思います。
野菜の状態ですが、ナスの葉っぱがカナブンに食われていました。
同じナスでもカナブンが多い苗と、全くいない苗があり、
虫にも好き嫌いがあるんでしょうか…。
キュウリの支柱に羽化したてのトンボが!
はじめて見たので少し感動です。
午後からは田んぼの草取りに。
雑草は「夜ばい草」という異名を持つ雑草で、
畦畔から徐々に忍び込むので、そんな名前がついたそうです。
その他に、百姓塾の田んぼにはあまりなかったのですが「ヒエ」という雑草があり、稲と見分けがつきにくく、取るのにすこし苦労しそうです。見分け方は、ヒエには葉の真ん中に白いラインがあるのでそこで見分けるそうです。
一日雨の中での作業でしたが、雨ならではの土の感じや山の空気にふれることができ、
良い経験ができたと思います…。
が、やっぱり次は晴れて流しそうめんを…。
(11期生K.N)
2010年7月3日 Posted in: 11期活動レポート No Comments