水稲栽培にチャレンジ
出穂
久しぶりの投稿です。 5月5日の代かき、9日の田植えの田んぼの稲から穂が出始めました。例年だと8月5日から10日ごろですが連日の猛暑の影響でしょうか。 稲刈りは9月初めごろかな。
さて、OB5人の田植えから今までを振り返ると1人と除き、おおむね良く出来たとおもいます。 ただ雑草と、やっかいなヒエがどの田んぼにもあり特にヒエは稲より背が高くコンバインで刈り取ると米に混ざるので取り除かないと。 原因は除草剤を1回しか使用せず又、水管理の不徹底でしょう。都市住民が1週間か2週間に1回来て栽培管理するのですから、しょうがないでしょう。 これから収穫まで暑い中ですが田んぼに入りガンバッテ ヒエ取りに汗水を流してくれると思います。 苦しんだだけ自分の作った米は、美味しく感じるでしょう。
各それぞれの田んぼには立て札を立て、栽培方法などを開示しております |
ヒエです。 左の写真は稲より高くなっています 右の写真はヒエの一穂 |
稲の穂が出かかっている状態です。 今年はカメムシが非常に多いです。稲の穂の中身は最初は白い液体で固まって来るとお米になります。液体の状態でカメムシに食べられると汚い米になり収量も減少します。 消毒したいけれど残留農薬の心配がありやめておきます。さてさてどうなることやら |
2010年7月31日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments
代かき
5月5日
田んぼに水を入れ田植えの準備が始まります。水を入れトラクターでかき混ぜると土の中からいろいろな虫やミミズが出てきます。それをカラスや白サギが食べに来ます。 特にカラスはどこで見ているのか、すぐ飛んで来るのには感心します。
左の写真は水路から水の取り入れ口 右は田んぼに水が入っている場面。 |
Nさんの田んぼは三角形です。土はほぼ均等になっているため割と楽に作業が出来ますが三角形の端が問題です。 |
Mさんの田んぼは台形です。写真でも判るとおり土の高低差があるため、土の移動をしなければなりません。これは大変です。 |
きれいに代かきの完成です 次は田植えです |
2010年5月6日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments
水稲の種まき
4月25日
雲一つないいい天気になりました。 さて、本格的に今年度の米作りの時期になってきました。
まず水稲の種まき。種まきをするまでに種子の選別消毒、浸水芽だしなど10日前から準備をしなくてはなりません。 本日の本番には6名の初心者が作業を手伝いますが、いろいろ個性豊かで、見ているとイライラする場面があります。 育苗箱に床土を入れ種を撒き土を被せなど一連の作業をこなしていきます。途中で腰が痛い、シンドイなど愚痴が出てきます。昨今、ほとんどの農家は農協などから苗を購入していますが、「利は元にあり」で頑張らないと。
床土の上に種モミを撒いています。今は機械をコロコロ転がすときれいに撒けますが昔は手で撒いていました。 |
種モミがきれいに撒けました。種モミの芽はよく鳩胸程度と云われますが想像にお任せします。 要は芽が少し出た状態です。田舎では「芽を切る」ともいいます |
種モミを撒いた上に土をかけています。この後、育苗機に入れ30度の温度で2、3日ほど管理すると1㎝ほど芽が伸びています。28日が予定日ですが休日の29日に育苗機から出そうと思っています。 |
2010年4月25日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments
「田んぼ」の修理です
3月13日
いい天気に なりました。 道端にタンポポが咲き出し春らしくなってきました。 本年度の米作りのスタートです。まず田んぼの排水用の水路が浅くなっているのを修復 作業です。この作業は毎年するのではなく溝が浅くなった時にしております。 秋に田んぼから落水しやすいためです。
この作業は非常にしんどく です。 けれど秋の稲刈り時にぬかるんだ田で作業するより乾いた田で収穫するほうが楽ですので、比較的時間の余裕があり気温も寒くもなく暑くもなくの今時 分が最適でしょう。
作業前の排水路
排水路が田んぼと同じ高さ位になっています。せめて20cmの落差をつけたいです。
作業 中.・・・・・土方仕事は大変だー
スコップで土 を20~30cm掘り下げます。 石や草の根で思うようにスコップが使えません。 日頃しない作業なので要領が分からず四苦八苦。 ついつい現場監督にな りがちです。 総延長約40m。 1人での作業ではイヤになりますが、やはり人海戦術。 昼休みを入れて5時間で終りました。農業ではこうした作業は沢山 あります。 男も女も関係なく作業をしなくてはなりません。 手抜きは後で倍、苦労します。
完成です
ご苦労様で した。 溝を深く掘ることにより地中の水が出てきます。これで秋に田んぼの水を落水した後、地中の水も出て田んぼの土も硬くなり収穫も楽になります。
皆さんご苦 労様でした
2010年3月14日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments
トラクターの特訓
今日は塾長から塾生OBはトラクターの特別講習を受けました。
耕起前に塾長曰く
「効率良く、耕し漏れのないようにするにはどうすれば良いか
みんなで相談しなさい。」
塾生OB達はどこからスタートしてどこでターンをして...と
いろいろ思案しました。
そして実際にトラクターを動かしてみますと、
それ以前のハードルが次々と現れます。
ギアがはいらなかったり、真っ直ぐ走行できなかったり、
ターンポイントが悪くて耕し漏れが多かったり...と
塾長は呆れ顔でぼやいておられました。
野村前楽天監督のごときです。
『なに、聞いてんのぉ』
『さっき言うたやろぉ~』
『ほんま、なんぼ言うてもわかれへんやろぉ....』
しかし、この程度のぼやきは想定内でしたので気にせず頑張りました。
緊張してお疲れのOBもおられたかもしれませんが...
特訓は続きましたが、圃場の4隅に耕し漏れが残ります。
それで、塾長がお手本を示してくれました。
「あぁ、なるほど」
特訓は日暮近くまで続き、成果は上々と思います。
塾長、ご指導 ありがとうございました。
2009年12月6日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments
トラクターの共同購入
♪燃えるおとーこのぉ~ あーかぁーいトラクタァ~…..
赤色ではないですが青色のトラクターが到着しました。メーカーはISEKI。
百姓塾の塾生とOB、それと百姓塾とで共同購入したトラクター。
塾長が探してくれた中古です。
早速、試しに畑に乗り入れてみました。
百姓塾の講習で運転しましたのは、だいぶ前のことですので要領を忘れておりましたが、
塾長に注意されながらも なんとか勘を取り戻すことができました。
まぁ、上手下手は置いといてですけど….
ところで、耕起時と路上走行時とでアクセルが異なる構造になっており
路上走行用のアクセルペダルがたいへん小さいく 2cm四方程しかありません。
なぜ、こんなに小さのか知りませんが、
長靴では 踏み込みの感覚がつかみづらくて
走行中、セカンドからサードにシフトチェンジした際、
一瞬ウイリー状態になってしまって焦りました。
それでも、直ぐに慣れましたけど、
ペダルが小さいのは、何か利点があるのでしょう。
2009年11月21日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments
新しい試み(事業)のスタートです
来年又は近いうちに、田舎暮らしをスタートする塾生やOBで米作りの挑戦です。私事になりますが我村も高齢化が進み将来を危惧しております。高齢化に伴う身体の不調による理由で、我家は来年度は25aほど面積が増えます。同じ村内のことで、お互い助け合いですので引き受けましたが、5年、10年後が心配です。 11月12日に記載しました農地を守る新しい方法で塾生やOBに5a前後の農地を1人一筆管理耕作をしていただきます。水稲を選択したのは
1.農業(田舎暮らし)の第一歩は日本人の主食である米作り。
1.都会から通いで出来る。
1.野菜に比べ比較的手間がかからない。 など
来年の秋を楽しみに頑張ってほしい。 ゆくゆくはこの村の村民になってくれることを願って、口は出すが手は出さないでおこう。 今月から来年の水稲の準備のスタートです。 来年の秋には沢山の収穫と大きな自信を期待しております。
2009年11月16日 Posted in: 水稲栽培にチャレンジ No Comments